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家政ビオトープ

学園の自然と「家政ビオトープ」

学園の自然

環境を考えることは、世界的にも重要な問題であるとして話題にあがることが多くなってきていますが、都会では緑の減少とともに子どもたちの自然体験も減りつつあります。都内にありながら緑豊かなキャンパスをもつ本学は、心身の成長と健康を朗らかに支える大きな要素を有しています。
本校は地名が示すように、江戸時代、加賀百万石前田家の下屋敷のあった場所で、90,000㎡のキャンパスは今もなお、武蔵野の面影を残しています。2,000本の樹木、200種を越える野草、約25種の野鳥が生息し、新宿御苑や目黒の自然教育園にも匹敵する自然環境であることが、調査によりわかっています。
キャンパスには、四季折々の変化を楽しめる落葉樹の林や、樹齢を重ねた常緑樹の林などがあり、ユリノキやトチノキ、ヒマラヤスギやイチョウといった高木や、モミジ、ツバキ、アジサイなどの中・低木もさまざまな景観を作り出しています。桜であればソメイヨシノ、ヤマザクラ、ヤエザクラ、ブナであればマテバシイ、スダジイ、シラカシ、クヌギ、クリといった植物の多様性も間近に見ることができ、自然を肌で感じ、学ぶことができるキャンパスは本校の自慢です。
まるで森の中にあるような校舎には、鳥の声が響き、花の香りが漂います。板橋キャンパスは鳥や昆虫などの生物の生息場所として、また餌場や休息の場として、守るべき地域の自然環境としても大きな役割を担っています。

家政ビオトープ

本校のビオトープは2000年、附属中学校・高等学校新校舎の建設に伴い中庭に作られました。シラカシやスダジイ、ヤマザクラやヤマグワなどの木々の他に、レンゲやタチツボスミレ、ヘビイチゴやホタルブクロ、コバンソウなどといった野の花が見られます。また、4月には板橋区の花であるニリンソウも可憐な花を咲かせます。
池にはメダカやヤゴ、カワニナなどが生息し、ドジョウやオタマジャクシも顔を見せてくれます。ヒキガエルやカナヘビに出会うこともあり、またバタフライガーデンにはモンシロチョウやキアゲハ、ジャコウアゲハなども飛来します。

ビオトープの管理・維持は現在、「中学ビオトープ委員会」を中心におこなわれています。環境教育学科を始めとする大学との連携も始まり、理科の授業や総合学習、課外授業などにも利用されています。
家政ビオトープとわたしたちの活動は学校内外においても高く評価されています。日本生態系協会主催の“全国学校・園庭ビオトープコンクール2015”(隔年実施)では、参加以来6回目の入賞を果たしました。女子中学校・高等学校としては全国唯一の「日本生態系協会賞」の受賞となりました。