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かせいスクールダイアリー

~平和の誓いの木~ キョウチクトウの新緑がまぶしい季節になりました。

人類史上初めてもたらされた一発の原子爆弾によって焼野原となった広島は、「75年間は草木も生えない」と言われました。
被爆後、いち早く咲いたキョウチクトウは生き残った広島市民に復興への希望と勇気を与えてくれたものです。
市の花にもなっているこの「キョウチクトウ」の苗木は、被爆地広島が世界の恒久平和を祈念して、全国に「平和の輪」を広げるために、平和記念公園の木を挿し木して育てたものです。
「皆さんの手で大きく育て立派な花を咲かせて、平和の尊さを伝えていってください。」と、この木は、広島への修学旅行の記念としていただいたものです。
私たちは、この木を「平和の誓いの木」として育て、恒久平和を誓い、平和の尊さを継承していきます。

東京家政大学附属女子高等学校

 

 

 

上記の文章は、かつて本校が広島に修学旅行で訪れていた際に、広島よりいただいたキョウチクトウ(夾竹桃)の木に添えられているものです。

あれから20年以上経ち、今では立派な木となりました。

この季節、キョウチクトウの若葉が目に飛び込んできます。

葉が竹、花が桃に似ているところから、その名がつけられたそうですが、ササのような美しい葉に目が向いたのも、この時期だからかもしれません。

今のSTAY HOMEの中、少し回りに目を向けてみると、これまで見過ごしていたことが全然別のものに見えてきます。

原爆ドームや平和記念資料館に行った日のこと、千羽鶴をクラス全員で作ったこと、被爆者の方から直接体験談を伺ったこと、などが、まざまざと思い出されます。

後年、長崎や鹿児島にも修学旅行の足をのばすなど、平和教育は、本校が大事にしてきたものの一つです。

今こそ平和について今一度考え、安寧の時間はあたりまえでない、非常に尊いものであることを強く認識したいと思います。

コロナ禍以後は、これまでとは同じではないでしょう。

刻々と変化していく時代に順応し、平和の尊さを継承していきたい、と強く願っています。

在校生の皆さん、受験生の皆さん、学校が再開しましたら、是非本校のキョウチクトウの木をご覧になってください。