授業とカリキュラム

すべての教科を段階的・体系的なカリキュラムで学びます。
そのため知識の習得はもとより、自主的に考える力・学ぶ力を身につけることができます。

5教科の特色

英語科/和田 史生

多様性を生き抜くツールとしての英語

通信技術の発達により、英語学習は、だれでも、どこでも、いつでも可能なものになりました。
英語はもはや特定の人たちの所有物ではなく、世界中の人たちが共有するEnglishesとなりました。 本校はWi-Fi 環境が整っており、様々な英語に触れながら授業を進めています。英語学習を通じて、自己理解を深めるとともに、多様な考えを尊重し、理解する態度を育て、自分の考えを明確に発信できる人を育てていきたいと考えています。

国語科/池田 麻希

社会に出てからも活きる「国語」教育を

あるノーベル物理学賞受賞者が「科学の基礎は国語だ」と言ったそうです。培った「読む力」や「書く力」は他教科でも生かされるため、国語はすべての教科を学ぶ基礎になるのです。また、国語は世の中と直接結びつき、卒業後も私たちとともにあり続けるものです。評論では今の世の中について知り、小説では感受性や想像力が育まれ、古典では私たちが長い伝統の中で生きていることに気づくことができます。授業では、生徒自身が考え、表現する機会をつくることで、受験を突破する力とともに「社会で生き抜く力」が身につくよう心掛けています。

数学科/日光 澪

答えの正誤だけではなく、考える過程を大切にしています

「生徒自身が自分で考える時間」が授業のメインであることを心掛けています。なぜその答えが正しいと言えるのか、逆になぜその答えが間違っているのかを考え、解答の正誤だけでなく、その考えに至るまでの過程を大切にして授業を展開しています。多くの考え方や解き方がある中で、なかなか「正しい答え」に辿り着くことができず、思い悩むこともあるかと思いますが、だからこそ苦労して解けたときの達成感は格別なはずです。最後まで諦めず、自分を信じて頑張ってください。

理科/松原 寛子

たくさんの実験授業も用意しています

物理、化学、地学をすべて学べるカリキュラムを通して、日常生活に応用できる知識を深めています。授業では図や公式がメインのシンプルなプリントを使用します。自主的に解き方を身につけられるように作成していて、授業内容を書き込むことでオリジナルのプリントになります。また、授業内にICTを積極的に取り込んでおり、分かりづらい事象は動画により視覚的に理解を促したり、復習としてその日の授業内容を動画配信しています。生徒一人ひとりの考えを大型スクリーンに映し、考え方の共有もおこなっています。

地理歴史科 公民科/松村 道夫

一歩踏み込んだ視点を示し、より深い理解を得る

公共、政治経済ともに基本用語の習得・定着を図るために、生徒が正確に理解しているか確認しながら授業進めています。その際「この出来事が起きた理由は何か、背景にはどんなことがあるか」という視点を示し、より深い理解を得られるようにしています。その他、現代社会の諸課題について生徒が身近な問題として捉えられるよう、動画や新聞記事で時事問題を紹介しています。また、グループ学習での意見交換を通じて他のメンバーの考えを知り、調べ学習や発表を通して、自ら学び、表現する力を養います。

カリキュラム

  高校1年生 高校2年生 高校3年生
理系 文系
1 現代の国語(3) 論理国語(3) 論理国語(4) 論理国語(4)
2
3
4 言語文化(2) 地理研究(3)、日本史研究(3)、世界史研究(3)、化学(3)、生物(3)
※1科目選択
5 政治・経済(2) 古典研究(3)
6 地理総合(2)
7 公共(2) 数学Ⅲ(5)or 数学Ⅰ・Ⅱ演習(5)
8 歴史総合(2) 政治・経済(2)
9 数学Ⅱ(5)
10 数学Ⅰ(4) 体育(2)
11
12 物理(3)、化学(3)、生物(3)、地学(3)
※1科目選択
英語コミュニケーションⅢ(5)
13
14 数学A(2) 古典研究(3)or 数学B(3)
15 物理演習(2)、化学演習(2)、生物演習(2)、地学演習(2)
※1科目選択
16 化学基礎(2)
17 物理基礎(2)or 地学基礎(2) 体育(2) 論理・表現Ⅲ(2)
18 生物基礎(2)
19 体育(3) 英語コミュニケーションⅢ(5) <選択科目>
6~10単位
20 体育(2)
21
22 保健(1) 保健(1)
23 音楽Ⅰ(2)or 美術Ⅰ(2) 英語コミュニケーションⅡ(5)
24 <選択科目>
6~10単位
25 英語コミュニケーションⅠ(4)
26
27
28 論理・表現Ⅱ(3)
29 論理・表現Ⅰ(2) LHR(1)
30  
31 情報Ⅰ(2) 家庭基礎(2)
32
33 総合的な研究の時間(1) 総合的な研究の時間(1)
34 LHR(1) LHR(1) LHR(1)