Vol.18
学園は現在、夏期特別休暇の期間に入っています。
この期間、校内では、普段の学校生活の中では難しい施設や設備のメンテナンスが行われています。停電や断水、ネットワークの停止を伴う作業もあり、学校のさまざまな場所が、次に向けて整えられていきます。
私たちが休んでいる間にも、こうして学校を支えるために働いてくださっている方々がいます。
一方、生徒たちの活動や学びが、すべて止まっているわけではありません。
大会やコンクールに臨む生徒たち、合宿で仲間とともに練習に励む生徒たち。それぞれの場所で、自分の目標に向かって学び続けている生徒たちもいます。
一斉休暇が明ければ、東京家政大学狭山キャンパスでの勉強合宿も始まります。
同じ夏の時間の中でも、それぞれが違う時間を過ごしています。
そして、多くの教職員にとって、この夏期特別休暇は、日々の仕事から少し離れる時間でもあります。
施設や設備には、長く使い続けるためのメンテナンスが必要です。
人もまた、日々の動きから少し離れ、自分自身を整える時間が必要なのかもしれません。
そんなことを考えていると、「リトリート」という言葉が浮かびました。
本校の学校説明会では、開始前の時間に『Country Retreat』というCDを流しています。鳥のさえずりや水の音が重なる、穏やかな音楽です。
夏期特別休暇という時間の中で、改めてこのタイトルのことを考えました。
長く動き続けるために、ときには動きを止める。
休暇が明けたとき、学校も、そこで働く私たちも、また新たな気持ちで生徒たちを迎えられたらと思います。
校長 荒籾 和成
