都内では数少ない、広々とした環境に緑の多い東京家政大学ですが、今年の春はチューリップ、雪柳、桜、八重桜、ボタン、バラ、そしてスズランに紫蘭と、次々に開花しています。

3月の冷え込みで開花を待ちかねていた桜が入学式当日ちょうど満開となったのは何年ぶりのことでしょうか。まるで家政だけのために桜が満開になっているような気分になりました。インスタでも季節の花をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

さて、入学した1年生と進級した2・3年生は元気に学校生活を過ごしています。それぞれに勉強内容は難しくなっていきますが、みんなで取り組むことでいつの間にか自己開拓ができていく、それが学校の良さです。

緑に囲まれ、美しい花(花について生徒はあまり関心はないのですが)やビオトープの生き物など、すばらしい環境があるのですから、生徒の感性も養われるものと思います。

そんな中、本学園の博物館のご協力で、中学校玄関に博物館の季節の展示を一部ではありますが行うことになりました。

日本という島国は、自然を慈しみつつ、こういった歳時を大切に文化を育ててきたのです。ご来校の際は、ぜひご覧ください。

中学校長 賞雅 技子