6月4日(水)、ボランティア同好会主催で「献血を学ぼう!」セミナーが開催され、20名以上の生徒が参加しました。
本学園では、献血の機会を設けるために、4月と11月に献血バスがやってきます。4月の献血の呼びかけでは、思ったよりも本校生徒が来なかったために、献血を学ぶ機会を作ろうということで、今回の企画となりました。
ボランティア同好会の生徒たちは、まずは東京都赤十字センターに講演依頼をし、さらに東京都赤十字センターに行き、職員が働いている様子や献血車の細かいしくみを見たり、「輸血用血液製剤」を保管する冷蔵庫や冷凍庫に入ったりなどの体験を積んで、開催に向けての準備を進めてきました。
そして当日。同好会生徒による「活動報告」を、今回の開催に向けての経緯を含めてスライドを用いながらしていました。その後、東京都赤十字血液センター講演者の京極さんによる「献血セミナー」が行われ、生徒たちは献血について多くのことを学び、献血をすることで誰かの命が救われるということを実感しました。
以下、セミナーに参加した生徒たちの感想です。
「献血に関する疑問や不安が一気に解消されました。とられた血液がどのような姿で、どんな場面で使用されるのか、はじめて知りました。とても分かりやい説明でした。」
「献血に協力しようという思いが強くなりました。」
「この講演会を通して、献血の大切さを知ることができました。献血ができる年齢になったら、ぜひやってみたいと思います。」
「献血の針が怖くて痛いというイメージでしたが、話を聴いて、献血のイメージが変わり、誰かの命を救うことだというのを実感しました。」
セミナー後、血圧を測る機会も設けられ、多くの生徒たちが測定をして、献血可能な血圧範囲内かどうかを確認していました。
本日は、東京都赤十字センターの京極さん、ボランティア同好会のみなさん、貴重な機会をどうもありがとうございました!
追記:セミナー内で「血液トリビア:世界の血液型分布(1988)」の紹介があり、国や地域によって、血液型の割合が違うということを初めて知りました。(コロンビアやベネズエラではO型が100%!)