Vol.17

今日から学園は夏期特別休暇に入りました。
この期間は、正門から校内に入ります。

高校玄関へ向かう途中、毎年この時期に美しい花を咲かせるキョウチクトウが目に留まりました。
花のそばには、「平和の誓いの木」と書かれた看板があります。

そこには、被爆によって「75年間は草木も生えない」と言われた広島の地で、いち早く花を咲かせたことから、キョウチクトウが復興の象徴となり、平和への願いを込めて広島市の花に指定されたこと、そして本校のキョウチクトウは、修学旅行で広島を訪れた記念として寄贈された苗木であることが紹介されています。

この看板を読んでいると、本校が広島を訪問地としていた頃のことを思い出しました。
その後、本校では修学旅行を「ふれあいと学びの旅」と呼ぶようになり、九州を訪れるようになりました。
長崎では平和について学び、熊本や鹿児島にも足を運んできました。

旅の行き先や形は時代とともに変わってきましたが、「ふれあいと学びの旅」という名前は今も受け継がれています。
そして、来年3月にも、「ふれあいと学びの旅」で九州を訪れる生徒たちがいます。

夏休みの静かな校内で、今年も美しく咲くキョウチクトウが、平和と復興への願いを伝えてくれているように感じました。

校長 荒籾 和成