9月9日(水)、政策研究大学院大学特任教授の西垣淳子先生をお招きして、高2学年を対象に「AIとの共生時代に向けて」と題した講演会を開催しました。この講演会は、今年度から実施されている「KASEI Challenge Week」の一環として、「25歳の私」を描くために必須な視点を提供していただけるものとして企画されました。

西垣先生からは、急速に進化するAI技術と私たちの社会との関わりについて、わかりやすくお話しいただきました。インターネットやスマートフォンの普及に続き、生成AIが社会に革命的な変化をもたらしていること、そしてこれからは「AIと人間が対立する時代」ではなく、「AIと人間が協力しながら新しい価値を創り出す時代」であることについて、多くの具体例を交えながら説明していただきました。
講演の中で特に印象的だったのは、「AIが得意なのは与えられた問題を解くこと。一方で、人間にしかできないのは『何が本当の課題なのか』を考え、『問いを立てること』である」というお話です。また、これからの社会では知識を覚えるだけではなく、歴史や哲学、人との対話を通して自分自身で考える力を身につけることが大切であると教えていただきました。
さらに、高校生のうちに様々なことへ挑戦し、失敗を恐れずに行動することの重要性についてもお話がありました。部活動や学校行事、地域活動などに積極的に参加することで、多様な価値観に触れ、自分自身の可能性を広げてほしいというメッセージが送られました。

生徒たちは講演前に寄せた質問への回答に耳を傾けながら、熱心にメモを取ったり、うなずきながら話を聞いたりする姿が見られました。AIが身近な存在となっている今、自分たちはどのような力を身につけるべきなのか、またどのような未来を描いていくべきなのかについて、一人ひとりが真剣に考える貴重な機会となりました。

講演後には、「AIに任せるべきことと人間にしかできないことの違いがよく分かった」「自分自身の問いを持つことの大切さを考えさせられた」「進路について改めて考えるきっかけになった」などの感想が聞かれ、生徒たちにとって大変有意義な学びの時間となりました。
ご講演くださった西垣先生、どうもありがとうございました!
今回の講演会を踏まて、「AI時代の『25歳の私』をデザインする」ための「ワークブック」に引き続き取り組みました。その成果である「『25歳の私』ポスター」については、緑苑祭(文化祭)で発表予定です!
